お庭のお手入れ|季節のお庭のお手入れや庭木の選び方をお教えいたします

紅葉-(もみじ)

紅葉 (もみじ)

晩秋を彩る紅葉、舞い落ちる葉に
冬の足音を聞く

紅葉真っ盛り。
常緑樹の実が結実する時期になります。
落葉樹の移植は中旬位迄に、行いたいもの、花木の株分けや霜除け、腐葉土づくりなど、冬を迎える作業が待っています。

萩の植え替えや、ボタンの株分けを 害虫駆除と美観を兼ねて、バンド巻き
秋は可憐な美しさを見せるハギの季節ですが、キハギ、ネコハギ、マキエハギなど、種類が多いのが特徴です。目的に応じて植え替え、その風情を楽しみましょう。枝をのばして、トンネルをつくるなら、窒素肥料を施して遣りますが、自然な姿を楽しむなら、必要ないでしょう。
ボタンの株分けもこの時期に、やってしまいます。日当たり良い場所に植え、元肥はたっぷりと施します。この時、根には触れないよう又、前回と同じ場所に植えてはいけません。
9月は、チャドクガやアメリカシロヒトリ、モンクロシャチホコガなどに気をつけます。病気も同様で、長雨が降り続くと、うどんこ病などが発生します。10月に入り、葉が色づき始めたら、そろそろ冬の害虫駆除の為、幹にハンド巻きを施します。バンドには、ワラ、ムシロ、布などを使用します。殺風景な、冬の庭のアクセントにもなるので、美観を考えて巻くといいでしょう。
植え替えは早めに 10月は生垣の刈り込み時期
常緑樹の植え替えは、10月中旬位迄に完了させます。11月に入ると根つきが悪かったり、冬枯れてしまったりすることも有ります。秋は、樹林の熟成する季節。同時に、夏に消耗した樹勢を回復させてやるために、肥料を施します。 9月には、マサキやピラカンサの葉を切ったり、枝を整理したりします。こうして日当たりを良くすると、赤い実が、より一層鮮やかになります。生垣は9月下旬から、刈り込み時期になります。あまり早くやってしまうと、切った後にも新芽が伸びてしまうので、生育が止まったのを、見計らってからにしましょう。10月に入ったら,いっせいに刈り込みを行い、形を整えます。生育が止まっているので、春まで整った形に維持出来ます。
油断は禁物病害虫