造園協会について|樹木を通じてさまざまな活動を行っています

協会長のご挨拶

(一社)滋賀県造園協会
 会長 小西 新次

 平素は会員の皆様をはじめ関係者の皆様には、造園協会の活動・運営に対しまして格別のご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 本年度の通常総会で、第12代目の会長を務めさせて頂くことになりました南地区の小西新次です。

 (有)川島造園の川島さん、(有)裕花園の西村さん、(株)辻井造園の辻井さんの3名の副会長とともに協会運営をさせて頂きますので宜しくお願いいたします。

 私は、山村元会長(現相談役)の下で3期6年間、髙木前会長の下で3期6年間と合計12年間副会長をさせて頂きました。歴代の会長が築き上げられてこられた、協会に取り組む姿勢、道筋をしっかりと受け継ぎその発展を図るべく決意を新たにしているところです。
もとより、微力ではございますが、会長という重責を果たすために全力を傾注してまいる所存であります。

 さて、近年での一番の出来事は、新型コロナウイルスの世界的流行ですが、コロナ禍の中で我々が携わる身近な公園や緑地などが、人々の健全な生活にとって不可欠な生活基盤であることの再認識が進みました。
密を避けつつ子供から高齢者まで、あらゆる世代が身近に利用できる公園やオープンスペースは、必要不可欠なインフラとして、その価値が改めて見直しされています。
そのような状況の中、造園協会員の皆様が一体となって情報を共有し取り組む課題は、これからの時代のニーズを捉え、新たな活動領域を自ら開拓していく気概をもち、緑豊かな環境整備の重要性を各方面に働きかけることであり、そのためには、先人達から引き継いだ造園技術・技能の継承とともに、それらを発展させてしていくことが重要です。

 造園協会を取り巻く環境は、技術力・企業力の向上、若きリーダーを育てる人材育成、働き方改革など課題も多く多様化しつつありますが、まずは担い手確保育成に向け造園の魅力を発信していく力強さが必要です。

 役員の皆様をはじめ、協会会員の皆様のお力添えのもと造園協会の運営に当たってまいりますので宜しくお願い致します。

 来年度には、滋賀県造園協会の創立50周年という記念すべき年を迎えることになります。会員皆様には何卒ご協力、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。